ネズミいっぴきでも、家族の一員であったいのちが、 いなくなるのは寂しいものです。 小さく痩せていた身体が、さらにちいさくなり、 2時間もしないうちに、壺に収まりました。 そのちいさな存在の、尊い重さから考えることがたくさんありました。 自分も、どなたかの、それこそお客様の。 少しでも意味のある時間を作れたらと、そんなことまで。 人生は一度、めぐりあわせなので。